ー こんにちは今日は宜しくお願いします。

白岩:こちらこそ宜しくお願い致します。

 ー 簡単に自己紹介をお願いできますか。

白岩:はい、社会福祉法人 武蔵野療園 しらさぎ桜苑 地域連携室 室長の白岩と申します。「地域連携室って何するところですか?」とよく聞かれますが、中野区内に点在している「福祉サービス」や「ボランティア団体」「町会」や「行政」等の活動の詳細を把握し、お手伝いできることがあれば一緒に活動したり、研修会や勉強会、福祉イベントの企画を立て、実行することで「中野区で、いまどのような福祉が必要とされているのか? どのような福祉が足りていないのか」を把握し積極的に地域作りに関わることで、みんなで一緒に「理想の地域」を作っていこうといった取り組みをしております。

 ー 具体的にどのような勉強会やイベントをやっていますか?

白岩:最近では「新型コロナウィルス」の影響で、食事に困っているご家庭への「フードパントリー」を開催しましたね。

それと私がいる「しらさぎ桜苑」は中野区鷺宮にありますので、鷺宮地域の居宅介護支援事業所や福祉用具事業者、介護サービス事業者、デイサービス等の人たちが関わってくれている「鷺宮エリア介護ネットワーク」といった事業者の自主的な集まりで「認知症サポーター養成講座」を一緒にやったり、11月11日は「介護の日イベント」を毎年盛大に行っています。

 

 ー ケアマネ音頭への関わりは?

白岩:若宮高齢者会館の館長さんは地域福祉にとっても熱い人で(笑)昔から仲良くさせていただいていて、あるとき「高齢者会館の夏祭りを盛り上げたいから協力して」と言われ、「じゃあ面白い人がいるから紹介しますね!」と千正さんを紹介したんです(笑)。

そうしたら千正さんが張り切っちゃって「神輿を作る(段ボールで)」とか「和太鼓をやる(エアーで)」とか、そのうち「ケアマネ音頭を作曲する」とか言い出して・・・最初は「本当にできるの?」と半信半疑でしたが、少しずつ形になっていくのを見て・・・これはもう「やるっきゃない!」と(笑)。

それからも千正さんの「妄想(夢)」は止まることがなく「ケアマネ音頭をカラオケDAMに入れたいから音研アワードに応募する」とか「4ヵ所の高齢者会館をZOOMでつないで、ケアマネ音頭盆踊り大会をやる」とか・・・

でも今振り返ると「やってよかったな」と思いますね、イベントを企画すればする程、地域の人との結びつきがとても強くなるのを感じます。

 ー 今後の活動について、何か考えていることはありますか?

白岩:コロナによって地域福祉が受けた影響は図り知れません・・・これからの地域福祉は今まで以上に「ネットワークの力」が大切になってくると思っておりますので、積極的にこちらから情報を発信していきたいと思っております。

白岩 裕子【シロイワ ユウコ】

社会福祉法人 武蔵野療園 しらさぎ桜苑 地域連携室 室長

現在中野区内で活躍中

趣味:散歩 映画鑑賞 旅行

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